アメリカ向けの大型案件に、
責任感と自信を持って
製造部 製造1課 金型チーム
Y・D
現在の仕事内容を教えてください
金型の製造がメインの仕事になります。金型には量産用のものと、試作型と呼ばれる試作品専用のものがあります。自分は主にお客様の要望に合わせた試作型のパーツを加工し、研磨する仕事をしています。金型チームは9名体制で、その中にはアルコニックス社から出向している方も在籍しています。(※2024年6月時点)
入社直後はプレス加工チームに配属され、3年間ほどプレス加工を担当していましたが、当時の金型チームのリーダーから声をかけてもらったことがきっかけで、金型チームに異動することとなりました。その時点でプレス加工の仕事はある程度習得していたので、さらに自分を成長させたいという思いと、将来的にも手に職をつけたいという考えから、異動願いを出しました。
金型チームの仕事は、責任感を問われる場面が多く、他人事にはできない重要な役割を担っていますが、最近ではアメリカ向けの大きな案件も任されるようになり、自信を持って取り組めるようになってきています。
ソーデナガノへの入社のきっかけや決め手はなんですか?
高校卒業後はすぐに働きたいと考えていました。岡谷市は産業が盛んな地域で、就職するにはとても良い場所だと聞いており、その中でも製造業であるソーデナガノを選びました。ソーデナガノは高校の先生から紹介してもらったのですが、創業からの歴史が長く、将来的にも安定した会社だろうと思い、入社を決めました。
この仕事をしていて心に残っているエピソードはありますか?
自分で考えて、思った通りの寸法やきれいな外観で製品ができた時は、とても達成感がありますね。
試作品の場合、最初は設計チームから渡された図面をもとにトライしますが、その後は自分でパーツの形状や寸法を考えて調整する必要があります。金型チーム内で『ここはこうした方がいいよね』とか『こんなパーツが必要だよね』という意見が出てくると、設計チームに提案を持ちかけます。
こうしてトライを繰り返しながら一つの製品を作り上げていくので、理想の製品ができた時に一番やりがいを感じます。
会社の雰囲気や働く環境はどうですか
ありがたいことに、先輩たちは優しい方ばかりなので、相談がしやすく、自分はとてもやりやすい環境で仕事をさせてもらえたと思っています。
金型チームに異動した直後は、プレス加工チームの時とは全く違う仕事内容だったので、めちゃくちゃ大変でした。(笑)
金型の構造や、どうしてこういう製品ができるのか?を深く理解しておらず、図面の見方も全然違うところからスタートしたので、慣れるまでに時間がかかりました。
金型チームの仕事は繊細な仕事が多く、例えばパーツの研磨はミクロン単位の調整が必要です。かなり神経を使うので苦労しましたし、今も苦労しています。
そのような中で、仕事の数をこなし、わからないことは先輩に聞いて感覚を掴むことができたので、人間関係の良さはいいところだと思います。休日に会社の人と飲みに行くこともありますよ。
ー1日のスケジュール例
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08:00
出社
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08:15
始業
前日作業の続きで、アメリカ向けの新しい金型に組み込むパーツの研磨を行います。
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08:30
プレス加工機に金型の取り付けを行います。
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12:00
昼食
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12:45
金型の慣らしのために試し打ちを行います。回転数を上げ、問題のないことを確認。
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15:00
休憩
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15:15~
実際にアルミ材を通して、実際にプレス加工を行います。
調整が必要な場合は研磨などを行います。 -
16:30
量産品の金型をメンテナンスし、翌日の準備や清掃を行います。
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18:00
帰宅